キャッチフレーズやキャッチコピー、ネーミングの重要性
俳優の妻夫木聡さんと女優のマイコさんの結婚報道があるとすぐに、
逆から読んでも「妻夫木夫妻」!
と、ネット上が随分にぎやかになりましたね。
私はこれを見て、
「上から読んでも山本山、下から読んでも山本山」
のCMを思い出しました。(←私だけ?)
山本山のCMはコチラ↓
懐かしいですね。
Twitterを見ると、
妻夫木夫妻から山本山を連想している人が多いこと多いこと!
私だけじゃなくてよかった…ε=(^◇^ ; ホッ
もしも山本山が株式を公開していたら、連想買いで株価が上がっていたかもしれませんね(笑)
さて、このCMから25年以上経過しているのに山本山という会社を思い出したのは、妻夫木夫妻のおかげでもあるのですが、
「上から読んでも山本山、下から読んでも山本山」
というキャッチフレーズが素晴らしく、人々の脳裏に焼き付いていたからでしょう。(もちろん、莫大な料金を払いテレビCMを流し続けた企業努力があったからこそでしょうが…。)
さて、次の写真を見ていただきましょう。
伊藤園の「お~いお茶」です。緑茶業界のトップを走り続ける誰もが知っているお茶です。
この商品は実はもともとの名前は「煎茶」だったそうです。「せんちゃ」と正しく読まれずに、「まえちゃ」や「ぜんちゃ」と読み間違えられることもあり、浸透しなかったそうです。したがって、売り上げも伸びませんでした。
そこで、家族だんらんやコミュニケーションの場で飲むお茶のイメージを打ち出すために、商品名を現在の「お~いお茶」に変えたそうです。
この改名で、売り上げはなんと6倍近くの40億円に伸びたそうです。
ネーミングって大事ですよね!同じ商品でも名前一つで売れるか売れないかが決まってしまうのです。
仕事柄、多くの飲食店経営者様にお会いする機会があるのですが、開店前に出来立てほやほやのメニュー表を見せていただくことがよくあります。
その時に、「見ていて楽しく、食べたいなあと思うメニュー表」と「どんな料理なのかも想像できないメニュー表」に分かれてしまっているのです。
前者は、画像を効果的に使っているのはもちろんのこと、メニューのネーミングが分かりやすく楽しく的確なのです。
流行っている店というのは、実はそんな細かいところまで気を使いよく考えているお店なのかもしれません。
メニュー表変更のご相談も承っております。
ではまた。
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