検索といえば?

皆さんは、「検索する」という言葉を聞いて何を連想しますか?


おそらく、多くの人がGoogleやYahoo!などで検索することをイメージするのではないでしょうか。


じつは、何かを調べるときGoogleなどのサーチエンジン以外を使うほうが「より早く」「より詳しく」調べることができる場合があります。


例えば、朝、県道21号線(旭国際前の道路)を車で移動しているとき、いつもよりも車が多く、しかも渋滞しているとします。


県道21号線上で事故があり片側交互通行で渋滞しているかもしれませんし、国道9号線の白兎トンネルあたりで事故があり通行止めになって9号から車が流れ込んでいる場合もあります。


私は、その路線や国道9号線の状況を、まずはTwitterで検索して確認します。iPhoneのTwitterアプリを開き、虫眼鏡マークをタップします。

そして、「9号 事故」とか「9号 渋滞」、「21号 渋滞」という言葉を入れて、検索します。大体、これでホットな情報が得られるのですが、タイミングによっては情報がなかなか得られない場合があります。


そんな時は「旭国際前の道路が混んでいるのはなぜ!?」とツイートしてみます。すると、心優しい人が渋滞している理由を教えてくれたりするのです。


交通渋滞や列車遅延などの「今の状況」について知りたいならTwitterですし、飲食店やスポット情報ならInstagram、欲しい画像情報ならPinterest…という感じです。


今回は、私が調べものをするとき、GoogleやYahoo!で検索ではなくSNSを活用している例を紹介します。

SNSは投稿するばかりではなく、もっと他の活用法もありますよというお話です。


雰囲気を把握したいときなどは、写真共有SNS「Instagram」が便利です。Instagramは画像を使ってのSNSです。Twitterがテキストが多いのに比べて、Instagramの方は画像投稿が中心となりますから場所の雰囲気をつかみやすいのです。


例えば、まだ行ったことがない飲食店に県外から来た友人を連れて行きたい場合、その飲食店の名前でInstagramを検索してみると、そのお店の中や料理の写真が見えてきます。しかも、基本的にはお店側ではなく一般客による写真が並びますので、その場所の雰囲気がそのまま見えてきやすいです。


逆に、あまり写真がアップされていないお店は、人気がないかオープンしたてかのどちらかと考えればよいでしょう。


飲食店といえば、食べログの方が良さそうな感じもしますが、雰囲気を把握するというよりも詳しく調べるときに便利です。アクティブなユーザーが少ないSNSよりも、人気のSNSの方が情報が新鮮な場合が多いので、私はInstagramを活用することの方が多いです。


お気に入り画像をまとめられる「Pinterest」はInstagramと違って写真ではなく、画像が多く集まるのが特徴です。ですから、デザイン案や構成の参考にする場合、もしくは新商品開発の相談をいただいた時にPinterestの画像を眺めているとアイデアが閃いたりします。一覧性がいいので、自分が求めている対象が見つけやすいのです。ほかにも自分の趣味やガーデニングや木工のDIYの参考など、とりあえず目で見て参考にしたい画像はPinterestが本当に便利でオススメです。


ハウツーものを調べるときは静止画よりも動画のほうが断然理解がしやすいです。そういう場合は「Youtube」を活用します。サザエの刺身のやり方を知りたいときに、手順通りの画像と説明ではイマイチ、ビンときません。刺身が完成するまでの包丁の使い方が動画だとよくわかります。実際の動きや手順が目で見て分かるというのは大きなメリットです。


調べものといえばGoogleで検索…という構図が少しずつ崩れてきているように感じています。

情報がいろんなところに散らばっているので、ユーザーの調べる力「検索力」が求められる時代へとなっていくんでしょうね。

特にSNSの便利な活用方法はもっと注目を集めそうです。



ではまた。

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